トップ議会活動報告平成29年6月議会報告一般質問-件名1要旨(3)
【一般質問】
件名1、いずみ野線延伸と周辺のまちづくりについて
要旨(3)B駅周辺のまちづくりについて
原てるお:
すでにこれまでも地権者や地域の方々を交えて健康と文化の森地区まちづくり基本計画が策定されてきましたが、昨秋の線引きの見直しを踏まえ、今後どう取り組みを進めてゆくのか、お聞かせください。

都市整備部長: 健康と文化の森地区につきましては、昨年の線引き見直しにおいて、市街化区域編入の候補地である新市街地ゾーンに設定されました。この新市街地ゾーンを市街化区域に編入するには、編入するエリアを設定し、計画的な市街地整備を実施していく必要があります。

そのため、今後の取組といたしましては、地権者の方々と、計画的な市街地整備などに関する勉強会を実施するとともに、土地の利活用に関する意向の確認、その意向をふまえた実施エリアの検討などを行ってまいりたいと考えております。

原てるお:
土地の利活用に関する意向を確認し、市街地整備の実施エリアを検討してゆくということでしたが、どのような体制で臨んでゆくのか。まちづくり基本計画を取りまとめたときのように、地権者等の地元の方々も入った協議体を立ち上げてゆくのか、それとも、行政が主体となって検討してゆくのか、今後の進め方についてお聞かせください。

都市整備部長: 計画的な市街地整備エリアの検討についてでございますが、検討にあたっては、事業の実現性を考慮するとともに、地権者の市街化区域への編入及び土地の利活用の意向を確認して進めていくことになります。

そのため、基本的には、地権者と行政が協働して、まちづくりの検討を進め、その中で、協議体の設置等についても検討してまいりたいと考えております。

原てるお:
協議体の設置等についても検討して行きたいと言うことでしたが、それでは市街地整備の手法についてはどうなるのでしょうか。「まちづくり基本計画」の中では、土地区画整理事業が最も適しており、これを念頭に置きながら進めてゆくことが記されていますが、今後の市街地整備の手法についてはどのように決定されてゆくのでしょうか。先程お話があった協議体で決めてゆくのか、或いは、市で決めてゆくのか、誰が決めてゆくのかということも含めてお聞かせください。

都市整備部長: 市街地整備の手法についてでございますが、本地区のまちづくりを進めるにあたっては土地区画整理事業が最も適しているものと考えておりますが、実施にあたっては、地権者の負担等が発生してまいります。

そのため、事業手法につきましては、今後地権者の方々と勉強会や意見交換を行う中で、決定していくものと考えております。

原てるお:
よくよく皆さんのご意見を伺いながら決めて行って頂きたいと思いますが、先にも触れた「健康と文化の森地区まちづくり基本計画」の中では、土地区画整理事業が最も適しており、これを念頭に置きながら進めてゆくと記されています。

一方で、すでに先行して実施されている北部第二(三地区)土地区画整理事業においては、計画期間や事業費の大幅な見直しが議会に報告されたところです。

こうした状況の下、新たな土地区画整理事業に着手することについて、市の財政見通しなども含めて、問題はないのか、お聞かせください。


都市整備部長: 事業実施にあたりましては、どの整備手法を用いても、総事業費の圧縮や短期間での事業完了が、重要になると考えております。

また、事業費や事業期間につきましては、事業エリアの規模及び整備内容等が大きく影響してまいりますので、これらを十分に精査し、効率的なまちづくりとなるよう、検討を進めてまいります。

原てるお: 大丈夫だとも、大丈夫でないとも、何ともはっきりしない当たり障りのないご答弁でしたが、やはり二ノ三が大幅に見直しされて、それでまた区画整理をやるのかと言うのは誰しもが抱く当然の疑問ではないかと思います。そこで、やはり市としても、こうこうこうだから大丈夫だとか、こうした点については課題があるなど、しっかりと市民に説明できるように、考え方を整理して頂きたいと思います。

それでは次に、まちづくりテーマに基づいた今後の取り組みについて伺います。遠藤地区における新しいまちづくりについては、「みらいを創造するキャンパスタウン」を目指す姿として掲げ、「環境共生のまちづくり」「健康・医療のまちづくり」「農を活かしたまちづくり」の3つのまちづくりテーマが示されています。

これらテーマごとの取り組みについては、今後区画整理事業等のまちづくり手法の実施と足並みをそろえて進められることになるのか、或いは、各テーマごとに詳細化・具現化できる取り組みについては先に進めてゆくことになるのか、今後の進め方についてお聞かせください。

都市整備部長: まちづくり基本計画に掲げるテーマごとの取組についてでございますが、まちづくりと足並みをそろえる取組とまちづくりに先行できる取組の2つがあると考えております。

今後、事業手法の検討を行い、まちづくりに先行できる取組については、着実に進めてまいります。


原てるお: テーマ別のまちづくりについては、進められるものは進めてゆきたいということでしたが、それでは、3つのテーマのうちの、まず「環境共生のまちづくり」については、具体的にどのような取り組みを進めてゆかれるのか、お聞かせください。

都市整備部長: 環境共生のまちづくりにつきましては、この地区がもつ優れた自然環境を活用し、環境との共生が実感できるまちを目指しております。

そのため、遠藤笹窪緑地保全計画に基づき、緑地空間の保全について取組を進めるとともに、谷戸利用エリアにおいてはグリーンインフラストラクチャーとしての浸水対策施設の整備にも取り組んでまいります。


原てるお: それでは次に、「健康・医療のまちづくり」について伺います。

このテーマついては、以前,本市と慶應義塾との間の協定の改定や慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスと医療法人社団健育会との間の協定について伺いました。その後、湘南慶育病院の建設もこの秋の開院に向け、だいぶ進んできているようですが,この協定に基づく先導的な健康医療研究の推進について,現状どのようになっているのか、お聞かせください。


企画政策部長: 平成26年10月に改定した本市と学校法人慶應義塾との協定につきましては、慶應義塾が、新たに開設される病院とともに、先導的な健康医療研究を推進することにより、健康と環境共生による広域都市拠点の早期整備を図ることに合意したものでございます。

 また、同時に締結されました慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスと医療法人社団健育会との協定については、豊かな長寿社会づくりに資する研究・臨床応用・教育を遂行することを目的に、西洋医学と漢方の融合による東西統合医療や、抗加齢医学などを推進するもので、相互に研究と臨床応用等の役割を担うこととされております。

 湘南慶育病院では、慶應義塾大学や企業との連携により、ロボットの活用を含め、先導的な健康医療研究に関わる様々な取組を進める構想があると伺っておりますので、本市といたしましては、国家戦略特区など、3つの特区の指定地域としての優位性を活かし、国との協議の窓口となる神奈川県と連携して取り組んでまいりたいと考えております。


原てるお: それでは次に、「農を活かしたまちづくり」については、具体的にどのような取り組みを進めてゆかれるのか、お聞かせください。

都市整備部長: 農を活かしたまちづくりにつきましては、西北部地域の盛んな農業を活かし、居住者や来訪者が、身近に農を感じられるまちづくりを目指しております。

具体的には、昨年度より農政部局と連携し、この地域における都市農業の強みを活かした具体的な農業振興策に向けて、農業従事者の方々と意見交換を実施してまいりました。

その結果、地域の農業をもっと知ってもらいたい、理解してもらいたい、そして味わってもらいたい、という意見が多数寄せられております。

今後もまちづくりと足並みを揃える取組の中で、営農環境が維持できるよう取り組んでまいります。


原てるお: B駅想定箇所から新産業の森方面に向かって遠藤葛原線の整備が予定されています。すでに葛原工区の整備に向けて事業が着手されていますが、改めて遠藤葛原線全体の事業内容と進捗状況をお聞かせください。

都市整備部長: 遠藤葛原線は、新産業の森地区と遠藤地区を結ぶ延長約3キロメートルの補助幹線道路です。

延長約3キロメートルのうち新産業の森地区から県道横浜伊勢原線までの約1.5キロメートルの区間を葛原工区、県道横浜伊勢原線から遠藤地区までの約1.5キロメートルを遠藤工区としております。

 現在、葛原工区約1.5キロメートルのうち、新産業の森地区から市道葛原綾瀬線までの約0.7キロメートルの用地取得を進めており、用地取得率は、約82パーセントとなっております。

今後は、残りの用地取得に努めるとともに、道路整備効果が最大限発揮できるよう、葛原工区の残りの部分にあたる市道葛原綾瀬線から県道横浜伊勢原線までの約0.8キロメートルの区間の事業着手に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。


原てるお: 遠藤葛原線については、新産業の森地区と遠藤地区を結ぶ補助幹線道路であると言うことでしたが、むしろ、本市全体の骨格をなす基幹的な道路として位置づけられるべきではないかと思います。

つい最近の新聞報道によれば、東名高速道路の綾瀬スマートインターチェンジについては、その開設の時期が不透明になってしまったようですが、ただいずれそのうちには開設されることには変わりありませんし、そうなれば、綾瀬スマートインターチェンジへアクセスする交通や、逆に綾瀬市方面から辻堂駅方面へとアクセスする交通が増えることも考えられます。

また、辻堂駅から綾瀬市方面へと新たな交通システムを導入する新南北軸線も構想としてはまだ残っているところであり、こうしたことを考えると、将来を見越して現段階から片側2車線の整備が可能となるような設計にすべきだと考えますが、市の見解を伺います。

計画建築部長: 本市の都市マスタープランにおける交通軸には「辻堂駅周辺」と「健康と文化の森」を結び北進する新南北軸線の構想が位置付けられています。

また、検討を進めております、健康と文化の森のまちづくりや、いずみ野線延伸の事業の進捗に伴い、整備を検討する補助幹線道路につきましても、新南北軸線に関連する重要な都市基盤と捉えております。

しかしながら、新南北軸線につきましては、市域を越える広域的な連携を要する将来構想であることから、その交通システムの内容やルートを決定し、必要な用地等を先行して確保していくことは、現状では困難な状況であります。

従いまして、今後は交通需要推計に応じた道路設計を行うものと考えております。


原てるお: 今すぐ片側2車線化にするという答弁が返ってくるとは期待していませんが、ただ、一度道路を整備してしまうと、後から拡幅するとなると、大変だと思います。そうであれば、今のうちから将来を見越して、片側2車線取れるだけの余裕を持たせた設計をし、将来、もし本当に新南北軸線に新たな交通システムを入れることになったら、ピアなど必要な構造物を立てられるような構造にしておく方が賢明ではないかと思います。

また、綾瀬スマートインターチェンジと横浜湘南道路の藤沢インターチェンジに挟まれた県道藤沢厚木線は間違いなく藤沢を南北に貫く大動脈となる道路であり、すでに以前に比べると交通量はだいぶ増えているような感じがします。

そこで、県道藤沢厚木線と国道467号線と並ぶ本市の南北方向を貫く主要幹線道路として位置づけ、途中で片側1車線ずつにすぼまっているような中途半端な造りにするのではなく、片側2車線ずつしっかりと整備して、南北方向の交通を円滑に流すことができるように考える必要があるではないかと思います。今後の善処を期待します。

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